「このお店とさっきのお店、どう違うんだっけ?」を脱するイメージ戦略

「このお店とさっきのお店、どう違うんだっけ?」を脱するイメージ戦略

インテリア・家具製造業「ジャグハウス」様の事例です。ターゲット選定、カスタマージャーニーマップ作成、強み・弱みの洗い出しなど、マーケティング戦略立案部分からお手伝いさせていただきました。

ご依頼の経緯や戦略

  • オーダー家具製作
  • 一枚板のテーブル製作
  • リフォーム
  • インテリア、雑貨販売

4つの事業を展開されているジャグハウス様から「ホームページを制作したい」というご依頼を受け、私たちが最初におこなったのは、まず4事業同士のつながりを整理することでした(=ビジネスロードマップの作成)。

ジャグハウス様のことを知らない一般ユーザーが最初に手に取る商材として設計すべきはどれなのか、ホームページで中心に据えるべきターゲットはどの事業のお客さまなのか、といったところを図式化し、お互いの認識に齟齬がなくなるよう努めました。

その結果、ホームページではオーダー家具製作事業に重点を置くことに。掲載する情報の取捨選択をすることで、オーダー家具に興味を持つユーザーが迷うことなく欲しい情報にたどり着けるような設計ができ、またコストを抑えられるというメリットにつながりました。

実際のデザイン

TOPページ メインビジュアル

ジャグハウススクリーンショット

BtoC事業は、ユーザーへの提供価値と同じくらい、ユーザーに与える印象が重要です。

当初は「ユーザー目線の家具づくり」や「妥協しないこだわりのオーダー家具」といった提供価値を訴求するキャッチコピー案もありましたが、弊社コンサルタントのご提案から、最終的には「相談の多いオーダー家具店」に決定。

「職人が一寸の妥協もなく、こだわりにこだわって作るオーダー家具」ではなく、「お客さまとたくさん会話をしながら、ご予算とも相談し、背伸びしすぎないオーダー家具」というイメージを、柔らかいデザインとともに表現しています。

メインビジュアルの写真は、「インテリア販売を顧客接点の入り口としたい」というジャグハウス様のご意見で、店内の写真になりました。

キャッチコピーを下支えするボディコピー

ジャグハウスボディコピー

「ん?」と思わせ、目を引く役割のキャッチコピーには、その真意を伝えるボディコピーがセットです。メインビジュアル直下にこのコピーを添えることで、「相談の多いとは?」の疑問をしっかり回収し、より親しみを感じていただく狙いです。

実績紹介をクリックしたくなる仕掛け

実績紹介

通常であれば、文字通り「実績紹介」として見せるコンテンツですが、リード文を敢えて「デザイナーがつくる、ちょっといい暮らしのアイデア」としました。

そうすることで「ジャグハウスのオーダー家具」を検討している方はもちろん、「家具」や「収納のアイデア」をお探しの方であれば幅広く興味を持っていただけるコンテンツとなり、閲覧されたユーザーからも好評を頂いています。

背景の間取り図は、ジャグハウスオーナー様の手書きです。ジャグハウス様らしさを散りばめつつ、親しみの持てるデザインとなっています。

「参考価格」の明示

参考価格

弊社からご提案し、掲載が叶ったコンテンツ「価格帯」。

オーダー家具の特性上、一つひとつ価格が違い掲載が難しかったのですが、過去実際にあった事例とそのスペックを明記することで、参考にしていただける価格帯表記が実現しました。

「ご予算が見積りの半分以下」など、成約に結び付く可能性が非常に低いお問合せを減らすことも、対応工数を削減し、事業の利益率をアップするのにとても重要なことです。このコンテンツは、だいたいの価格帯を知って安心してお問合せいただく効果、そしてお問合せの質を上げる効果を担っています。

アクセスマップ

アクセスマップ

区画整理がおこなわれた関係で、「ナビに所在地をセットすると誤った場所を指してしまう」という問題を受け、写真付きのアクセスマップをご提案しました。

弊社スタッフが実際に車を走らせ、助手席から一枚ずつ写真を撮るという地道な作業により実現したコンテンツです(笑)。

スマートフォンデザイン

ジャグハウススクリーンショット
ジャグハウススクリーンショット
公開URLhttps://jagghouse.jp/
企業名JAGG HOUSE
業種インテリア・家具製造販売業
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